【速読術】の方法・練習法・トレーニング - その効果にせまる

【速読術】の方法・練習法・トレーニング - その効果にせまる

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速読力と記憶力の関係

速読力のポイントは、目で文字を追うインプット能力ではありません。

大切なことは、インプットされた情報をいかに高速に処理して記憶にとどめ、自分の知識として取り込むかという記憶能力の向上なのです。

では、「記憶する」とは、どういうことなのでしょうか?

そもそも、脳科学の専門用語では、「記憶」のプロセスを、「記銘」、「保持」、「想起」の三段階に分けています。

これをパソコンに例えてみますと、よく理解出来ます。

まず、「記銘」とは、外部の情報を意味に変換して記憶として取り込む「インプット」する
作業のことです。

次に、「保持」とは、「記銘」したものを保存しておく「データ保存」を意味しています。

最後に、「想起」とは、保存されていた記憶を思い出すための「検索作業」と見なすことが出来るでしょう。

パソコンの場合、これら3つの機能を高める(インプット能力を高め、ハードディスクの容量を増やし、高速かつ詳細な検索を実現する)ためには、ハードやOSの性能をアップグレードする必要があるわけです。

「記憶」する場合の人間の頭脳でも、同じことが言えるのです。

人間の場合、パソコンのようにハードを交換したり、OSを書き換えることは出来ません
ので、既存のスペックにおいて、そのコストパフォーマンスを高める以外に方法はありません。

それゆえ、速読のトレーニングを積むことで、結果的に「記憶」のインプット能力の向上や、記憶容量の増加、検索機能の強化を実現するわけです。

そして、そうしたトレーニングを行った結果、速読をする人としない人との脳の違いは、パソコンで例えれば、最新鋭機と10年以上前の中古機器の差が生じてしまうことになるのです。