【速読術】の方法・練習法・トレーニング - その効果にせまる

【速読術】の方法・練習法・トレーニング - その効果にせまる

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速読力と理解力

速読は、本の内容やレベル、難易度に合わせて行うべきです。

一回の読書で小説を理解出来る速読力を備えていたとしても、難解な書物に対しては、
同じようにはいきません。

その時は、難しい本は一回の読書ですべてを理解しようと思わず、全体的にどういうことを書いているのかを大雑把に把握することを目的とした速読を行なえばいいわけです。

つまり、書物に合わせて、こちらの速読法を変えるといった、柔軟な発想や戦略が必要となるわけです。

それゆえ、速読の究極の目的は、短時間で読破をすることではなく、いかに効率よく、効果的な読書を可能な限り、短い時間で行なうことにあるのです。

さらに、速読において最も大切なことは、「速度」ではなく、「理解度」なのです。

速読術をレクチャーするセミナーやテキストの中には、この大前提と取り違えて、ただ
速度のみを追求しているケースが後を絶ちません。

たしかに、速度は目に見える分かりやすい指標ですし、“1分間に○万字を読める能力!“
と、一種の数値目標的にデータを掲げていれば、華々しいアピールをすることは可能です。

けれども、速読の目的は、「早く読むこと」ではなく、「効率的に理解すること」ですので、
速度を誇ったとしても、何の意味もないことなのです。

さらに、速読術とは、単に読書の速度を速めて、「理解力」を高めるために必要不可欠となる、脳の活性化を促すトレーニングでもあるのです。

つまり、内容に関する理解が伴わなければ、どれだけ早く読めたところで、時間の無駄ということになってしまいます。

こうして考えてみますと、速読術とは、つまるところ、「理解力」をいかに高めるかという点に掛かっていると言っても過言ではないでしょう。