【速読術】の方法・練習法・トレーニング - その効果にせまる

【速読術】の方法・練習法・トレーニング - その効果にせまる

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速読術の前提条件

初心者がいきなり速読することが出来るようになることを目指しても、そう簡単には上達するものではありません。

当たり前のことですが、速読にチャレンジする以前に、読書そのものに慣れ親しむ必要があります。

読書好きな人には分からない感覚ですが、読書習慣のない人は、本の紙面がギッシリと文字で埋め尽くされている状況を見ただけで、思わず、眩暈を感じてしまうほどの抵抗感を覚えるものです。

そういう人は、まず、この状況の克服から始めなければなりません。

読書習慣がないということは、スムーズな読書を行なう上で必要となる語彙の数においても充分とはいえない状況でしょう。

こうした語彙の数は、一朝一夕に身につくものではなく、日頃の読書を通じて、知らず知らずのうちに、自分の中の知識として蓄積されていくものです。

これは、英文の速読においても、まったく同じことで、英文を読む上で、単語力が足りないうちは、速読は“夢のまた夢”でしょう。

受験勉強用の単語集でも、英語のテキストでも構いませんから、とにかく、語彙の数を
増やす努力を続けなければなりません。

英語の場合、さらに大切なのは、文法や構文への理解で、これがわかっていないと、速読の先にある、“文章の意味を掴む”という本来の目的が果たせなくなってしまいます。

また、英文には、筆者の意図や考えを読者に伝えようという、明確な目的意識があり、本来であれば、極めて合理的かつシンプルに書かれているはずです。

しかし、実際には、さまざまな修飾語や倒置法、見知らぬ難しい単語などにより、前から読んでいくだけでは非常に分かりづらいようにカモフラージュされておりますので、その迷彩をいかに効率よく短時間で正確に読み解くかが、長文読解のポイントとなります